2019年7月28日日曜日

ウェストン

 
7月初め、会社の社員旅行で高山から上高地を回って来た。
普段は、高山は山への途中で通過するだけ。
上高地のウェストンのレリーフは一般の入山方向とは反対位置なので
ちょっと戻らなければ為らないので今まで行った事は有りませんでした。
今回、初めて訪問しました。
ウェストンは徳本峠を超えて入山して居るんですね。
凄い!!
単なる、暇つぶしを超えた冒険旅行ですよ!!!
たまには、
違う目で見て楽しい2日間でした。

2019年7月26日金曜日

南ア 兎岳 一般路を外したループ縦走

1日目
芝沢ゲートに車を置き立俣山の尾根末端(北又渡)に向かう
立俣山を通過し、2400m地点泊
出だしは急登だが、藪も無く比較的歩きやすい

2日目
予想はしていたが
兎岳直下のハイマツに入った途端
つらいハイマツこきになった。
約1時間の格闘で山頂に到着
兎岳山頂での景色は最高だ! 
全員登頂を祝い
笠松山方面に下山開始
この尾根の景色も素晴らしい
こちらの尾根には赤テープも沢山ついていて分かりやすい。
早く帰る為に、
笠松山山頂から右折して
近い林道に向けて下山。
結果は、この判断が大失敗だった!!
尾根通しに光橋に向かうのが正解の様だ!!!
(山頂に近い部分の林道は地図には出ていないので注意したい。)

笠松山山頂から林道までは1時間足らずででた。
ここまでは順調!!
後は、林道歩行だけと思っていた。
ところが、林道が所々崩壊していてロープを出した所もある
光橋手前2キロ位の所で夜7時
ここで、道が大きく崩壊。崩壊路の下は一気に深い谷!

暗くなっての無理は禁物
幸い、携帯電話が通じる所が有り
全員に家族・会社へ1日遅延帰宅の連絡をしてもらった。
今回は快適なブルーシートテント泊山行が1泊追加です。
夕食は7人で1個のアルファー米雑炊ディナーでした。
少しのお酒とお摘みが美味しかった!
3日目
対岸に帰りの林道が見えているので
河原まで降りて渡渉点を探すが
連日の雨で増水していて渡れない

下写真の崩壊地を高巻くのに
短いロープを使って確保や懸垂下降で4時間も掛かってしまった。
でも、なんとか無事下山。
車に着いた頃から大雨となる。
山行中、降らなかった事に感謝!感謝!!


2019年7月19日金曜日

池口岳 池口沢

 
ゴルジュの通過。
雨の少ない時期ならパチャペチャ歩いて行けるかな!


奥の二俣の20m位上に飯場跡(割れ瓶多数有り)の台地が有り幕営。
夜中に雨が降っても、安心のテン場でした。
 
翌日の怪しい天気
昨日、沢の核心部は超えたし、雨も降りそうなので
 
テン場から山頂稜線まで
うっすらと古い作業路が有りそこを登りました。
どうやら、僕はガリガリ沢登りをするより
こんな旧道をのんびり歩くのが好きな様です。
 
表皮を鹿に食われた木が所々に見られました。
白い部分をよく見ると、歯型の様な物が見えます。
 
昼頃北峰到着。
18時頃車に到着。
結構、長い道のりでした。


2019年7月8日月曜日

ネパールの旅(27) 旅を終えて思う事 2

(地球の歴史)
チベット方面ではアンモナイトの化石が沢山採取され、土産物で販売されている。
今回登ったチュルー峰5400m付近にも2枚貝や牡蠣の様な化石を沢山見る事か出来ました。
アンナプルナ山郡南部の低山は石灰岩(大昔のサンゴ?)で形成されていました。
と言う事は、大昔のネパールは「海」!!!???
理解の限界超えています。!!

(化石になった貝の気持ち)
貝には足が無いので、遠くまで歩いて逃げる事は出来ません。
だけと、「化石」になるまでどうしてじっとしていたのだろうか?
突然「毒」「土」が流れて来たの? 
酸素欠乏??
どうして「腐敗」「風化」しなかったの?
誰かに食べられ無かった?
風化する前に、短時間で「土」に押しつぶされちゃったの?
いったい、何が起こったのだろう??
世界を創造した神様は、この「貝の気持ち」をどう考えているのだろうか!!

考え出すと寝れなくなっちゃいます!!!???

(地球温暖化)
ガイドさん達に話を聞いても、懸垂氷河が崩落したり、氷河の末端が短くなって行ったり、氷河の溶けた水で氷河湖が増えたりとか・・・・・温暖化進行中は間違い無い様です!!!
少しの事でも自分で出来ることから温暖化防止に協力しよう。

「物」を作ってエネルギーを使って経済を発展するだけで無く、
コンビニ袋や割り箸(間伐材割り箸は本当はエコなんですが!)に拘るより
「人が人」に向かって、「観光」「サービス業」「介護」「農業」によるエネルギー控えめ目な経済発展の方向がベターだと思います。

ネパールのロッジでは1m角程度の小型太陽光パネルと充電用バッテリーを夜の照明電源に使われていました。
今の日本では、一般に大型の売電用太陽光発電しか使用されて居ません。
売電しなくても、50~100W程度のベランダ発電で家庭の電気代が少し下がるような簡易システム(パネルをベランダに置いてコンセントを挿すだけの様な物)は販売されないのでしょうかね!!

(高度障害)
高度障害(高山病)の予防には順化プロセスの確実な実行が一番。
絶対にダイアモックス(睡眠中呼吸を深める作用が有る)などの薬品に頼り過ぎては行けない。
今回の山行でも使用しました。安易な薬の使用より、順化プロセスの確実な実行が一番効果が高いです。特に、4000mラインを初めて超える時、3500m位で最低3日は過ごしたい。ここを急ぐと6000m位で痛い目に合います。

(文庫本とトランプ)
国内の山行と違って、ロッジやテントでゆっくりした時間を過ごす事が出来ます。
その時、文庫本とトランプが楽しさを増して暮れました。



2019年7月1日月曜日

ネパールの旅(26) 旅を終えて思う事 1


 参加隊員は愛知岳連内5団体6名。1名の20代を除き殆ど還暦隊で ネパール登山と旅をして来ました。隊名はRST(リセット)チュルー登山隊。
 4月15日セントレア発。4月27日アンナプルナ山郡 チュルー ファー イースト(6,059m)全員登頂。氷結したティリチョ湖(5,000m)⇒I氏はピサンへ転進5月7日トランパス(5,416m峠越)⇒ポカラのトレッキング。
5月12日4名帰国。
I氏は5月10日アンナプルナ山郡ピサンピーク(6,091m)登頂。IとN氏でランタン谷トレッキングと5月18日ヤラピーク(5,520m)登頂。I氏5月26日マルディヒマール(5,553m)BC(4,500m)までトレッキング。
N氏はゴルカ⇒バンディプル⇒チトワン国立公園⇒ルンビニ⇒カトマンズ周辺の山旅を楽しんだ。
1隊では有るがメインメニュー終了後は、各人が好むスタイルで思い思い旅をしました。あっと言う間の、1.5ヶ月でした。
言葉の苦労も無く、わがままな行程を受け入れて頂いたガイドさん(旅行社)と、この機会を与えてくれた家族や周囲の方々には唯々感謝!感謝!!です。

(これからに思う事)
 現在の日本社会では以前より長期休暇が取得しにくく成り、かつ、登山者の指向性の変化によりネパールを訪れる日本人の若者は減り、青春時代の残像を求める様な「還暦登山者」が目立って来ていると思われます。
 しかし、山の魅力が減ってしまったのでは無いです。大な1座登頂を求める事も魅力的ですが、地図を眺めていると次々とプランが浮かんで来ます。

1.5000~6000m峰の複数ピーク登山
 例1)各山の峠を徒歩で超えてメラピーク⇒アイランドピーク⇒ロブジェ
2.5000~6000m峰の縦走
 例1)中間の峠に事前デポ可 ピサンピーク⇒チュルー(東峰⇒中央峰⇒西峰)
3.ネパールには長大なトレッキングルートが有ります。それらの連続踏破。
 例1)ランタン谷⇒ゴサインクンド お金が有ればヘリで次ステージへ移動
 例2)ネパールは東西に長くブータン(東端)⇒インド(西端)トレッキング可能
4.4000m~5000m峰の稜線の長期縦走
 例1)地図には一般に路破線が書いて有ります。
5.釣り・自転車・バイク・ラフティング・パラグライダー・トレランなどと組合せる。
6.今や、単一山岳会での行動集約では人が集まらないので超山岳会を作り情報交換。
  例1)山岳同人RST(リセット)は一例