私が四国歩き遍路旅に興味を持ったのは
1200kmと言う長い距離を歩き通せるかと言う自分に対する興味からです。
人と言うのは面白い者です。
例えば
世間には
私が全てを止めてトレーニングしたとしても絶対に勝てない様な強者がいます。
しかし、彼らは
冬の北アルプスには行けなかったたり
一人でテント泊出来なかったり
水泳が出来なかったり
スキーが出来なかったり
料理が出来なかったり
会社への休暇交渉が出来なかったり
人の強さには質の違いが有り、
強い人間にも弱点が有り、実際には平均値が高い者。
又は、極端に駄目の無い者が一番安定している事に気づいたのです。
そう思い
近年は思考を変えてロングトレイルへのチャレンジを始めました。
特に、全てを担ぎテント泊で行く事に拘ってみました。
一日の最後の寝床が決まらない不安感は大きなチャレンジです。
山でのテント泊より、中途半端に人いる環境での野宿は結構勇気がいります。
四国遍路の1200kmと言う距離は 東京→博多 位でしょうか。
西暦600年代役行者は日本の山野を縦横無尽に歩きまわり、
西暦800年代空海が移動した距離はもっと遠いです。
この頃にはキリスト教の布教者が北京まで来ています。
西暦1200年代 鎌倉時代に源義経が源平合戦で移動した距離はもっと遠いです。
同じ時期、チンギスハンモンゴルからはヨーロッパに向かい
マルコポーロは 北京まで来ました。
幕末期、西郷隆盛はまだ鉄道の無い日本を移動した距離はもっと遠いです。
そう考えると
1200kmと言う距離は非常に短くてアンチョコな距離ですが
少しでも、時空を超えて彼らの情熱わ探る歴史観を探る為のチャレンジでも有りました。
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