2025年7月6日日曜日

四国歩き遍路の旅(21):本宮山と私

 三河本宮山を登りだしたのは30代後半だったと思います。
その頃は、高所登山のトレーニングとして
下の鳥居から奥社の鳥居まで40分切を目標にしていました。
自分の体が強い内の本宮山はトレーニング場でした。

50代に入り山スキーで左膝前十字靭帯断裂。
そのリハビリで本宮山を何回も登りました。
初めは絶対に転ばない様に一歩一歩慎重な登下降からのスタートでした。
初めて奥社まで登れた時は涙が出そうに嬉しかったです。
ゆっくりでも呼吸と体を斜面に合わせる様にしました。
この頃から
奥社に着くと自然に
「今日もここまで登れました。ありがとうございます」
と言葉が出る様になって来たと思います。
場を提供して頂き、自分が動ける事が嬉しかったです。

60代に入り
左膝の変形性膝関節症の骨切り術手術
肺癌で右肺上葉切除
胆石で胆嚢切除
と続きました。
そのリハビリでも本宮山を何回も登りました。
手術前は決して走らずリズム重視の歩きで
時計を見なくても歩いて60±1分程度で登れていましたが
どう頑張っても75分は掛かってしまいます。
やっぱり元には戻りません。
(世間一般のコースタイムは90分です)
それでも
奥社に着くと自然に
「今日もここまで登れました。ありがとうございます」
と自然に感謝の言葉が出て来ます。
誰に向かって感謝しているのでしょうか?

私は
本宮山の神様が直接的念力の様な物で私の体を直せるとは思っていませんが
この「場」にの「縁」のエネルギーが有ると思います。
参道が出来、石段が出来、人が来て、木々が育ち、景色に心が和み
この場の「縁」に自身に持つ「縁」が有れば繋がり「縁」の力で何かが動く
これが世の中の仕組みの様に思います。

「ありがとう」と言う言葉は
「有る」事が「難い」事が今ここで起こった事に対する感謝の言葉なんです。
その人の心に自然に湧いて来る真実なんです。
○○経典や○○聖典より、もっと自然で存在感のある真実なんです。

60代後半に入り
四国歩き遍路1340kmの旅でもお寺毎に
「今日もここまで歩けました。ありがとうございます」
と自然に感謝の言葉が出て来ました。

2025年7月5日土曜日

新しい旅の準備3

7月5日の災害予言の日も何事も無く終わりました。
ユーチューブ等で無責任予言を振りまいた奴らは
「風評被害」を受けたと言う理由で損害賠償裁判で訴えてやれば良いと思います。

7月11日からフェリー代が上がるので
 いよいよ明日出発します。
家庭菜園は雑草対策で全面黒マルチで覆い閉園しました。
ウナギ釣り用に飼育していたミミズも逃がしました。
これからの日本の為に参議院選挙も済ませました。
車には
節約旅に必要な食料もプラケース一杯買い込みました。
渓流から海釣りまで大量の釣り道具も一通り積みました。
沢靴・布登山靴・皮登山靴も積みました。
テント等、数日は山縦走可能な山道具も積みました。
10リットルの水タンクも積みました。
車のリアゲートテントも積みました。
車窓の虫よけネットも積みました。
明日
座椅子・布団・車載冷蔵庫・PC・生卵を積めば完了かな!
夏場の車中泊は暑さとの闘いです。
涼しい所は在るだろうか??
ひょっとしたら
暑さに負けて全部ホテル宿泊になってしまうかな??
それは、それで仕方ないか!

写真は
10リットルの水タンクに水を入れる為のホースを買って来ました。
赤い強力蚊取り線香

2025年7月3日木曜日

新しい旅の準備2

 新しい旅は、熊が多い所です。
熊鈴は音の違う物を2個持つ事にしました。
笛も持ちます。
しかし
私の南アルプス塩見岳の沢で有った経験では
ツキノワグマは
鈴を鳴らし、ホイッスルを吹いてもこの程度の音では
全く無視して私の前をゆっくりウロウロしていました。
熊には確実に聞こえて居る。見えて居る。
そして暫らくのにらめっこの後、ようやく何処かに消えて行った経験が在ります。

鈴や笛だけでは駄目だ!
次の手段は臭いだ!
そこで、青森のメーカーが作った「熊をぼる」を購入してみました。
唐辛子と木酢液が主成分らしいです。
自宅で開けてみたら結構凄い匂いでした。
登山道以外はチャック付袋に入れて運搬します。
ポーチに小さなカラビナを付けてザックにぶら下げる様にしました。
山で持って歩くのはどうだろうか?
疑問は有りますが
やって見なければ分からないですね?

もう一つ
車中泊にも使えるし、
アブ・ブヨにも効く赤色の強力蚊取り線香も買いました。
これも
やって見なければ分からないですね?

熊スプレーも検討しましたが
私はとっさには出せないと考えたのと廃棄も面倒なので却下しました。

取り合えず、これでやってみます!!