2022年1月31日月曜日

右肺腺癌 からの復活記(15):復活トレーニング

抜釘手術も終えて医者からOKが出たので
正月の初詣以来
久し振りに本宮山
砥鹿神社 奥社に登山再開報告して来ました。

手術前も金具が皮膚の内側で擦れている感じがして
12月から登山は控えていました。
なので、ずっと温暖な生活をしていたせいで
寒さに体が着いて行きません。
何か体の中で温度分布が違う感じがします。

取り合えず
普段は体育館で足以外の筋トレをしていました。
2日前からトレッドミルも始めたものの、10分も続きませんでした。
昨日はスピードは無視して足のリズム練習で、何とか20分です。
昨年10月は握力低下で
鉄棒にぶら下がる事も出来なかったんですが
最近は誤魔化しながらでも懸垂10回は出来る様になりました。
ベンチプレスも初めはベンチマシン30kg程度だったのが
フリーウェイトで60kg程度まで上がる様に成りましたが
手術した側の肩が少し前に引っ張られている様で
きちんとバーが下まで降りないです。
スクワットもしたいけと、
膝にはボルト穴が9個も空いているので
これはもう少し時間を掛けよう。

まだまだ術前には戻らないけど
出来ない事が出来る様になって来たのは嬉しいです!
週休6日 金より復活だ。
夏頃にはムキムキだぜ!!

 

2022年1月29日土曜日

硬貨貯金

 とうとう郵貯銀行も硬貨で入金(貯金)するのに
手数料が掛かる様に成りました。
今までは、
ウィスキーの空瓶に釣銭を貯めて
年に一度ペースで郵貯銀行に貯金していました。
そこで、手数料を調べると
「目が飛び出そうになりました!」
硬貨の価値に関係無く
50枚までは手数料無料
ちなみに
1000枚で手数料1100円

例えば、
一円玉1000枚の貯金をしたければ
別に
手数料1100円が必要だそうです。

今、家に有る小銭をどうしようと思い
こんな法外な手数料は払えないので
近くの〇〇信用金庫に問い合わせると、
当分の間、○○信用金庫は従来通りで手数料不要との事で
まずは安心しました。

硬貨の保管に倉庫を借りたりして資金が掛かる事は聞いた事が有りますが
余りにも法外!!
キャッシュレス社会を強引に作る為の作戦か???

2022年1月23日日曜日

寒いけど春の気配

まだ、まだ、
寒いけど春の気配が近づいています。

庭のフキの目が大きく膨らんで来ました。
もうすぐ花が咲きそうですが
天ぷらにしちゃおうかな?

すいせんと菜の花

スギの木が茶色く成って来て
花粉症の季節も近い様です。


2022年1月21日金曜日

山に登りながら考えた(4):お金の価値

 登山とお金の価値は一見無関係の様に思えるが
実は、海外登山などを通じて実感する場面は多いです。

1987年タンザニア キリマンジャロ 初めての海外登山です。
現地のタバコ1箱が600円ほどした記憶があります。
その時のポーターの日当が600円/日程度でした。
だから、
彼らは私達が吸ったタバコの吸い殻を集めて喫煙していました。

1990年崩壊前のソ連 モスクワ経由でキルギスタン パミール高原遠征では、
入国審査をスムーズに進める為に
タバコのケント1箱を検査員に渡すとスムーズに進行出来ました。
闇両替・キャビア缶などの高級品の横流しが普通に行われていた。
街角での闇両替が終わると、
円札を持った人が次々にパスして行くチームプレーは見事でした。
この闇流通で価値が数倍変わってしまいます。
もう、うる覚えですが
公には1ルーブル230円が、闇世界では30~40円だったと思う。
だから、喫茶店のコーヒーを10円程度で飲んだ気がします。
テレビによく映るモスクワ「赤の広場」前のスーパーに
野菜など何も品物が何も無かったのも衝撃的でした。

1995年フランス シャモニで一ケ月ほどキャンプ場生活しました。
この時は凄い円高の時で
1ドル 85円位でとてもお得な山旅でした。
シャモニでは、ほぼ自炊生活しました。野菜なども安く、酒飲み天国、
瓶ビール1ℓやワイン1瓶が百数十円程だったのが
アルミ缶製品は行き成り300円位になり
リサイクル政策意図によって価格を変えている事を強く感じました。
遠征終盤の1週間はスイスの山に行きましたが
行き成りのとんでもない物価高!
食堂で簡単なランチを食べても3000円位だったかな。
貧乏登山家にはきつい一撃です。
早々にシャモニに逃げ帰りました。

1998年アラスカ マッキンリー。
今は現地を尊重して現地名のデナリですね!!
日本も西洋人が勝手に付けてた名前「JAPAN」では無く、
日本に住む日本人が普通に発音する「NIPPON」が良い(正当)と考えます。
外国人に「漢字で書け!」までは言いませんが、
みんなで、世界に向けて改名宣言しましょう!!

アラスカは寒い所なので農作物の輸入品が多く
非常に物価が高かった記憶が有ります。
スイスも山国で食料の輸入が多いので物価が高くなりがちです。
日本も「安かろう。良かろう。」だけでの食料輸入には注意したいですね!

2000年ネパール アンナプルナI遠征。
この登山は、結果的には現地で空中分解して終了しましたが
私の人生に於いて、非常に価値のある体験でした。
75日間の休職取得。子供はまだ義務教育中。奥さんは専業主婦。
隊員10人に対して1人の死亡率はヒマラヤ登山トップクラス。
普通の価値観を持った社会人には理解出来ない選択です。
家族を守る為、
将来の安定の為に
我慢・辛抱が必要なのも分かります。
自分の心を「死なす」のでは無く「活かす」為の選択です。
「死んだら後免!!」と言って家を出ました。
今に成って振り返れば
その時の決断の良否・善悪・可否・経済(貧乏)の判断の価値が分かりますが
その当時は知る術は有りません。
これが人生なんですね!

この時期のネパールは世界で最も貧しい国に属する所でした。
6000ルピーで10000円程度です。
ポーターの日当は1000円/日程度です。
当時のシェルパさんに首都カトマンズで家族4名が生活するのに
ひと月で幾ら必要ですか?
と尋ねました。
彼の回答は「10000円位!」との回答でした。
生活レベルの基本的な違いは有りますが、日本では絶対生活出来ない回答です。
何故
等価にするための換金率(為替)で価値評価しても
生活が出来る/出来ない までの差があるのでしょうか!
何を基準に為替が決まるのでしょうか?

例えば
ジャガイモ1kgの価格は日本とネパールでは何十倍も違います。
ジャガイモ1kgを作るのに必要な時間は手作業の多いネパールの方が必要です。
ジャガイモ1kgを食べて生きる事が可能な時間はネパールも先進国も変わりません。
だけど、
国・会社など、その人の属性によって
ジャガイモ人生の重みに差が大きく出来るのです。
(ジャガイモ人生の重み)=(ジャガイモを作る時間)/ (農家の人生時間)

遠征が空中分解してから、メンバー3名でトレッキングピークを登りに行きました。
その時、雇ったポーター2名は自分の息子と同歳でした。
彼らに一人30kg近い荷物を運んでもらいました。
自分は、こんな登山をしていて良いのか???
心が痛みました!!

他にも書きたい事は有るけど、今日はここまで。



2022年1月15日土曜日

高位脛骨骨切り術(Open Wedge HOT) 体験記(16):抜釘退院

全身麻酔から覚めて、寒い夜だと思ったら、
 抜釘手術翌日は名古屋も雪景色でした。
抜釘手術翌日の手術部位
脛毛はバリカンで刈られて、
最近の手術は縫う事は無く接着してテープ止めです。
10センチ位切られて、穴が3個ほど空いているかな。
この後、滅菌シートを張って終了。
抜釘した金具
プレートを固定していた青色のネジ棒はドリル刃付超軽量で中空でした。
手術当日4時間後には松葉杖歩行
翌日午後には、超ゆっくりですが杖無し歩行が出来ました。
後、1月でネジ穴も埋まって走れる様になるぞ!!

2022年1月11日火曜日

山に登りながら考えた(3):放牧

 日本では阿蘇や北海道などの一部を除きほとんど見られませんが
世界中で放牧が行われています。

家畜には、
長期保存可能な食料・毛皮・毛・乳・荷役・農耕・ペット・財産等々
多目的に飼育されています。
過去の登山でも荷役の為、ヤクやラバのお世話になった事もあります。
なので、トレッキング道も何処かおしっこ臭い所も多く
油断をすると「うんこ」を踏んじゃいます。

フランス モンブランに行った時の感想ですが
山の中腹でヤギや羊が放牧され
その下に森が有り、
その下に村(民家)がありました。
今は水道が有るので問題は少ないのでしょうが
こんな上下構造(飼い方)では、
村人は山から流れて来る家畜の「うんこ水」を飲んでいる様な気がして成りませんでした。
実は、
カレンダーの写真で見る様な綺麗に見えている牧草地でも、
うんこだらけなんですよ。

ネパールでは、4000m付近の高所でしか生きていけない
ヤクと言う牛を飼育・放牧しています。
高所は空気が乾燥しているのでうんこも直ぐ乾燥していきます。
乾燥したうんこは、集めて燃料として使います。
シェルパに聞くと
この燃料を現地語で「まき」と発音するそうです。
日本語でも木が燃料になると「まき」になります。
シェルパ達の言語と文法も近いし、何か繋がっている感じがします。

ネパールはヒンズー教徒が多いので、牛は神の使いとし大切にします。
日本でも赤べこや長野の善光寺や群馬小諸の釈尊寺でも牛を大切にします。
20年前にはカトマンズにも野良牛が沢山いましたが
流石に今は少なく成りました。
でも牛を身近に置くと、
ペストに掛かりにくくなるとも言われているので
何か関係が有るのでしょうか?

また、ネパールでは水牛は牛では無いそうです。
水牛は農耕用に使われています。
その後の、有効な後利用法の屁理屈なんでしょうか?
BUFF肉として食用にしています。

日本で放牧が余りみられないのは、四つ足物を食べないと言う
古くからの宗教感が生活に根付いていた事も大きい感じがします。
一神教的には、家畜は神様からの贈り物でした。
しかし、
この贈り物には伝染病と言う「大きなおまけ付」でした。
はしか・疱瘡・狂犬病・コレラ・ペスト・インフルエンザ等々
人類への脅威が送り込まれてきました。
人類は「祈る」しか治療法が無く、
効き目を求めて新しい神々や仏が生まれて来ました。
やはり家畜と言えども節度を持って付き合って行くべきなんでしょう!!

今後の人類の生き方としても
肉の生産エネルギー効率を考えると
適度に肉食を減らす方が良い様ですが
やっぱり、
肉は旨いです!!
ネパール アンナプルナの北側 チュルー峰登山前の高所順応日
 標高4500m付近 野生の鹿の群れに遭遇
四つ足動物が斜面に踏ん張って立つと
斜面に横縞な足跡列が出来ます。
大きな規模の放牧では、山の風景が何処か横縞に見えます。


ネパール ランタン谷 ヤラピーク登頂後のヤクの放牧場 標高4200m付近

2022年1月4日火曜日

高位脛骨骨切り術(Open Wedge HOT) 体験記(15):9ケ月抜釘前検査

 抜釘前の検査をして来ました。
CT
血液検査
肺機能検査
等々

正しい食生活(今まで酒の飲みすぎ?)で尿酸値も下がりました。
肺機能検査では肺活量が9月の時より200ccほど多くなっていました。
これで、実年齢での平均肺活量を越えました。
嬉しいです!

抜釘して足が治れば、
トレーニング量を増やせるのでもう少し良くなる感じです。

抜釘部品は
内股側の金属プレート1枚
プレートを固定しているネジ8本
脛正面から後ろに飛び出しているネジ1本

写真:2021-04-05 MRI

2022年1月3日月曜日

新春の売出し

 本番は5月過ぎなので
まだ時期は早いのですが
ポイント5倍 10%OFFに釣られて
浜名湖の立込釣り用に
2WAY 7→8m Uガイド仕様のメバル竿を買ってしまいました。
俺は釣師なのに、甘い言葉を餌に釣られてしまいました。

まあ
これで40センチ黒鯛が20枚 釣れたら良しとしよう!!

2022年1月2日日曜日

初詣

 今年も本宮山からスタートです。
砥鹿神社奥宮の社殿で2礼2拝1礼して
「ありがとうございます。また、来れましたよ!!」
お礼と報告をして来ました。
奥宮と山頂周辺は
多くの人が踏んだ雪が固くなっていて
滑りそうで
ちょっと怖い所も有りました。
朝夕はチェーンアイゼンが有れば安心ですね!
良いね、雪だるま!!
登山中、
三河の山屋の重鎮 豊橋N氏。蒲郡I氏夫妻に遭遇しました。
今年も、宜しくお願い致します。

2022年1月1日土曜日

明けましておめでとうございます。

 今日は、2022年1月1日 お正月です。
特別な日と言う事も無く
お正月TVをBGMにしながら
山道具と釣り道具の整理をしてました。

毛鉤ケースを見ていたら、知人にプレゼントした分のみ減っていて
在庫が余り減っていません。
昨年・一昨年と膝の不調で沢に行って無かった為です。
久しぶりにケースの空きを埋める様に
毛鉤も巻いて見ました。
毛鉤を巻きだすと何故か、色んな思いが湧いてきます。

そこで、年頭に思う事は
1.沢と岩魚の世界へ復活
2.北・中・南アルプスの主稜線は、ほぼ全山縦走に近くは歩いているが、
実は微妙に歯抜けの所が有るので最後の詰めをしよう。
3.仕事もほぼ自由人になったし、ユースホステルの会員にもなったし
そろそろレジアスエースをフル稼働して
釣り具・山道具・自転車・ゴムボート積んで
山・釣り・歴史旅の準備をしよう。
4.アメリカ ジョンミューアトレールが歩けそうか体をテストする
鬼が笑うかな?
5.鮒・タナゴが釣れるポイント探し
今の時代、近所に鮒が居なくて
釣り具屋に鮒釣り仕掛けも売って無いんですよ。
6.釣り餌に出来る様なエビ(シラサエビの様な)を捕獲したい
毛鉤のウンチク
毛鉤には、下記の3種類を用意しよう。
流すテクニックで使い分ける事も可能だけれど、
材質と比重を変える方が簡単です。

水面を浮かし流す鉤
水面下5~10センチ下を流す鉤
もっと下を流す鉤