数日前の西日本新聞の記事や、鈴鹿山系や青森 岩木山や屋久島 宮之浦岳で
何者かによって不要に付けられた?
多くの標識(〇ペンキ・矢印→・テープ)を撤去したと語るブログを見るに付けて
勝手な自然保護や過激な正義感が働いていないか心配に成ります。
何者かは、なぜ登山道に(〇ペンキ・矢印 →・赤テープ)を付けたのだろうか?
付けた人から見た時、
道迷いが起こりそうだから!
また、前に通過した標識から可成り歩いて来て正しい道か不安を感じたから
そこに目印が欲しいと思い標識を置いたんです!
登山道の道標は
ある人には過剰でも、ある人には必要なんです。
登山道の鎖場やロープも同じで
ある人には過剰でも、ある人には必要なんです。
この「ある人」の区分け・線引きは難しいです。
その道は他人の所有する土地かもしれません
だから
勝手に標識を置くな! と言いたいかもしれません。
しかし、
不特定多数の人間を自由に出入り出来る様にして有り、
かつ
インターネット・チラシ・地図・パンフレットでルートを公示している場所での
道標の不備で
登山者に不安を与え、道迷い遭難が発生したので有れば
業務上過失致死(障害)が適応されても不思議では無いと思います!
地図やコンパスを持たずに登山するハイカーも多いですが
これら不心得者を排除したいので有れば入山口に最低限
「地図・コンパス・計画書を持たない者の入山禁止」表示を置いて下さい。
しかし、地図・コンパスが有っても読めない人が殆どですけどね!
一般的ハイキングコースとバリエーションでは扱いが変わると思います。
ヤマップの履歴画面の軌跡では両者の区別無く表示されてしまいます。
これは、管理区分として不味いと思います。
最低でも軌跡の色分けは必要だと考えます。
バリエーションルートは飽く迄、自己責任で良いです。
バリエーションルートは道標の設置は不要です。
一般路でも暗くなった時の事を考えれば蛍光テープや反射テープ付道標も良いですね。
雪の多い地域では、雪の量に対応した設置位置や量も考慮が必要です。
藪やガス(霧)発生の多い地域でも設置位置や量も考慮が必要です。
例えば、富士山の山頂に観測所が有った頃、
冬富士は毎日濃霧発生も多く、風も厳しいので、歩荷の人用に長い手摺や
50m間隔で高さ5m以上の電柱の様な標柱が多数設置して有りました。
濃霧の中ではこの電柱標識が大変助かりました。
兎に角、
標識(〇ペンキ・矢印→・テープ)を沢山撤去したいと考える人は、
その土地に精通した人が多く、もともと標識なしでも歩ける人が多いと思います。
だから短絡的思考に成りやす傾向も見える様に思います。
くれぐれも
初心者・初見者に対する配慮と話し合いをお願いしたいと思います。
道標を撤去する前に整備する事が優先ですよね!!
例えば、
道標には5センチほどの反射テープを付け
表示は、登山口を0/10~山頂10/10の様な
設置者の意思やストーリー性が感じられる物が良いですね。
海から見る、今日の三河本宮山です。