今日の区間が伊勢路の最難関区間です。
伊勢路の地形は
山がそのまま海に繋がっていて、町は谷間の扇状地地形の中に在ります。
つまり
次の町に入る為には、必ず峠を海抜0mから越えなければいけない事が
身に染みて感じた一日に成りました。
本日のコース概要
相賀の民宿 → 馬越峠 → 尾鷲市街地 昼飯買出 → 八鬼山 → 三木里の民宿
本日の歩行距離
23㎞
相賀の民宿前の風景
熊野古道のメイン部分は綺麗に植林させ枝打ちも出来ています。
さすが、手入れされた世界遺産。
私が思うに、
「猪垣(ししがき)」と言う、段々畑に猪除けの石垣を積んだ所も沢山見られますが
そこも樹齢50年位の植林がされています。
今は苔生した場所ですが、
恐らく戦前は植林は無く、
猪垣上の段々畑に作物を作っていた様に思います。
そこは今の様にうす暗い古道では無く
太陽の光が当たる、明るい古道では無かったかと思います。
道や鉄道が出来、交通網が発達し、物流が出来ると
仕事や人が居なく成るり、段々畑も使わなくなって
杉や檜が植林されたのでしょうね!
この、暗く苔生した古道の石畳は結構曲者で
数回、滑って大転びました。
尾鷲市内の通過。コンビニで水と食料の補給をしました。
各峠道にはこの様な標柱が1ポイント100mでほぼ正確に設置してあります。
八鬼山山頂付近の社周りの水辺には小さな徳利型の御神酒が各所に祭って有りました。
八鬼山山頂
ここは、九鬼水軍の里でも有り、「鬼」流行りです。
また、尾鷲市周回の尾鷲トレイルも有る様で楽しそうです。
三木里の町に到着
安くて美味しい 民宿 油屋さん。
翌日のおにぎり弁当や衣類の洗濯までしていただき、感謝!感謝!!
九鬼水軍の町は美人が多いんだよ!と力説していました。
宿には大きな魚拓も有りました。
次は釣りもしたいです!