北アルプス 三俣山荘辺りを源流とする湯俣川で遊んで来ました。
湯俣川沿いから三俣山荘を繋ぐ「伊藤新道」が吊り橋の崩壊等で
廃道化していましたが今年8月20日から開通するとの事で
開通前に湯俣の岩魚と遊ぼうと思い行って来ました。
行程概要
1日目:自宅==七倉山荘==タクシーで高瀬ダムまで→晴嵐荘キャンプ場
2日目:湯俣川沿いに赤沢出会いでテント泊
3日目:本来の計画では弥助沢を遡行して伊藤新道を下山予定でしたが
時間切れで、弥助沢途中から赤沢テント場に戻りました。
4日目:赤沢テント場→高瀬ダム==タクシーで七倉山荘==自宅
伊藤新道に付いて
現在 吊り橋は、第一・第三・第五の3か所が復元されていました。
沢の渡渉も目印は有りますが沢山あります。
増水時にはロープを使かう必要が有るかも?
また、通行出来ない可能性も有るので初心者の通行は控えたい場所です。
1日目:
七倉山荘駐車場からタクシーで高瀬ダムまで来ました。
途中の避難小屋
横に沢も有り、ビバーク可能です。
避難小屋を出発した所で、夕立。
シート被って30分ほど雨宿りしました。
晴嵐荘の対岸に山小屋を作っていました。
これからは、もっと観光客も増える気配です。
晴嵐荘に行くには、「御猿の籠渡し」で渡ります。
荷物用よ人用の2個の籠が有ります。
天場に着いて、まずはビールで乾杯していたら、また夕立君が降って来ました。
晴嵐荘では入浴も可ですが、今日は辛抱!
2日目:
晴嵐荘を出て赤沢出会いベースを作り、周辺の偵察予定。
出発して直ぐ、天井沢の吊り橋
橋を渡り少し行くとボコボコと温泉が出て、硫黄臭い雰囲気です。
沢を渡渉してボコボコ温泉見学。
本来の道は渡渉しないです。
噴出口が塔になっている所も有ります。
岩盤に道板や梯子杭が打ってある所も数か所有りました。
第一吊り橋
新道開通と言っても、渡渉は沢山有ります
第三吊り橋
第五吊り橋
だんだん谷の雰囲気が赤茶けて来ます。
赤沢出会いに黄色いのベーステント場建設
今日も夕立、テント建ててからで良かった。
三日目:
弥助沢往復
テント場から上流の硫黄沢方面を見る
川は硫黄で白く濁り、湯の華の様な沈殿物も見えます。
モミ沢の少し下から、岩魚が見られる様に成りました。
10数年前に来た時は
もっと硫黄の噴出が下流で止まっていて
もっと下流から岩魚が居たと記憶しています。
硫黄沢から分かれてからも赤い噴出物が多い様に思うし、
何か、地質の変化を感じます。
また、お盆休み最終日だったので
他の釣り師の気配を感じ場荒れしている感じがしました。
10数年前に来た時とは違う様です。
四日目:
赤沢出会いから下山
伊藤新道の開通イベントで
晴嵐荘の対岸までテントと人で一杯でした。
フライフィッシングのキャスティング講習会もやっていました。
カラフルなテントで
集まっている人達も、私達山屋とは毛並みが違う人達の様です。
高瀬ダム手前のトンネルは
行き時は電気が点灯していたのに、今日は日曜日のせいか真っ暗でした。
七倉山荘で入浴
大町駅近のくんくん亭でチキンカツセット
大きさ・味・料金とも
大変goodなお料理でした。