私は釣り師なので
興味をそそられるテーマでした。
私の実体験的には
暑い日が多い夏の山奥の源流で、水温が上がり過ぎて
岩魚が本流から消えて支流の湧き水エリアに溜っていたり、
海も10数年前まで普通に良く釣れたメバルが減って温水系のカサゴが多く成りました。
温水系の黒鯛も増えています。
アサリも減りました。
鮒の釣れる川も無く成りアカミミ亀が多く成りました。
自然は日々変化をしている感じでいます。
YouTubeで東大の山室真澄講演を見て大変勉強に成りました。
興味の有る方は一度検索してみて下さい。
要約すると
島根の宍道湖の淡水魚が取れなくなったのは
第1派は除草剤の普及と一致する。
第2派は殺虫剤の普及と一致する。
除草剤で水草が減り
殺虫剤で魚の餌となる水生昆虫減る
結果、魚も減る
また、
お国が進めて来た水辺の水草・芦の回復に於いて
芦を増殖すると、その場所の水底は泥底になり水底が腐敗し
貝が住めなくなる。魚も減る。
殺虫剤にはもっと興味深い物が在りました。
注目されている薬剤は
ネオニコチノイドや有機リン系の薬です。
ネオニコチノイドは残留性が強く
瀬戸内海の海底や一部地域の水道
母乳を経由して赤ん坊の尿からも検出されているそうです。
人の脳にも入り込み神経に悪影響が在るそうです。
ネオニコチノイドは水田のカメムシ対策で多く使われる様です。
なので、
日本と韓国で神経障害が多いのはニコチノイドが原因では無いか?
と言う研究員も居ます。
そこで
EUや米国では使用禁止になったそうですが
中国に続く世界第二位の農薬使用大国 日本では
2050年までに30%削減だそうです。
国会で野党が追及していましたが現与党の結論は使い続ける方向です。
日本の農薬使用基準はEUなどと比較すると数倍高い様です。
マーガリンなどのトランス脂肪酸を含む食材も
動脈硬化やアレルギーの原因物質なので
EUでは使用禁止が日本では ほぼ野放しです。
アメリカ人が食べてはいけない様な小麦も
農薬の基準値を高くして輸入している様です。
日本の農家の人が YouTubeで発言していました。
農家は、全身に農薬を浴びながら農薬散布しているが
癌にもならないし健康だ!
だから安全だ!!
私の将来予測と思いですが
今後は消費者側も
市場を変えて行くには
少し高くてもオーガニック商品を買うとか
青虫の虫食いや
お米にカメムシの食い跡の黒点が付いていても気にしないとか
少し自分のキャパを広げて行く必要が有るのではないでしょうか!!
今の農業生産者は70歳台が中心です。
数年後には、
労働者不足で食品価格は大幅に上がるはずです。
合理化中心の考えで農薬や化学肥料の使用量も増加するはずです。
これに、どう対処したら良いでしょうか?
役所に問い合わせて下さい。
耕作放棄地は身近に沢山あります。
早く使いやすい耕作放棄地を借りて、
自給体制を作るのが一番安全な様に思います!!
0 件のコメント:
コメントを投稿