2021年4月30日金曜日

高位脛骨骨切り術(Open Wedge HOT) 左膝 手術体験記4:リハビリ初期

 手術後4週間経過しました。

この4週間の経過報告します。

手術翌日には点滴・おしっこ管・患部から血抜きの管も外されて、
ベットの上で上記の様なリハビリ運動をします。
車椅子でトイレなどにも自力で行けます。
術後1週間
患部を覆っていたシートも外されて傷口を止める絆創膏だけに成ります。
最近の手術では糸で縫わないので抜糸は有りません。
この絆創膏が自然に剥がれて来るのを待ちます。
シャワーが使える許可が出ます。
シャンプーが出来るのが嬉しいです。
松葉杖を使って患部に体重の1/3荷重を掛けての歩行許可が出ます。
秤を使って荷重感覚を勉強しますが、
初めは少し痛いのと感覚が不安定で怖くてなかなか出来ません。
立つと患部に対して血が下がっている様な重力を強く感じます。
車椅子移動メインですが、1週間掛けて1/3荷重を習得します。

術後2週間
ほとんど動かないのにお腹が減ります。
松葉杖を使って患部に体重の2/3荷重を掛けての歩行許可が出ます。
膝を伸ばした姿勢で体重を垂直に乗せるのですが
少しでも左右にブレたり蹴り足に成ると痛いので結構真剣な小股歩行です。
患部周辺の軽く痺れている様な接触感覚も段々普通に戻って来ました。
日々、患部側の足が痩せて細く成るのが分かります。
私は患部の腫れも少なく、
膝の曲げ・伸ばしが比較的順調に回復したので助かりました。
術後3週間
車椅子は使わなくても松葉杖で病院内をウロウロ出来る様になります。
経過も順調なので退院予定も決まりました。
松葉杖を使って患部に体重の全荷重を掛けての歩行許可が出ます。
初めは怖くて荷重出来ませんが
日々、成長・進歩している感覚が有ります。
松葉杖での階段昇降も習いました。

今回の手術で脛骨の角度を変えているのですが
つまり、床⇔骨⇔筋肉の角度/長さ⇔踵の角度 が今までと違うので
筋肉のツッパリや弛み・バランス感覚の違いが分かって来ます。
ストレッチと筋トレを頑張らないとね!

26日間で退院し自宅療養になりました。
1日1800kcalの病院食と筋肉の減少で
入院期間で体重は5kg減少しました。
内臓脂肪も減った感じがします。

退院日、膝に箸を乗せて写真を撮ってみました。
左足が手術した足です。箸(重心線)が足裏を指しています。
右足は箸(重心線)が小指方向にズレていますが
普通に使えているのでこのままで行きます。

例えば、スキーで片足滑りをした時
この重心線が足裏に無いと上半身で大きくバランスを取る必要が生じ
不安定に成りやすいと思います。
二足歩行の人間はヤジロベイ歩行なんです。
来シーズンのスキーで試してみます。
術後4週間
室内の短い距離なら、絶対転ばない様にして超ゆっくり小股で、
杖無し歩行でトイレに行く程度の事が可能になりましたが、
まだ骨が出来てない今、歩く事より
柔軟性が無くなったのでストレッチと筋トレを頑張らないとね!

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