私が子育てをする時代の流行は
「子供の意思を尊重しなさい」だった。
孫が出来る世代になった今、
本当にこの言葉が正しかったかと言うと
半分は間違いだと感じます。
物事を決める時の経験的価値は親の方が沢山知っている筈です。
やはり、
物事の第一決断と意思表明は親がすべきだと思います。
その中で、子供が経験を積んだ時
初めて、
親の顔色と心を読み
子供の心に尊重すべき意思が生まれて来るのです。
「説得」と言う講談社の文庫本が有る
これは、
「JW・ものみの塔・王国会館・エホバの証人・聖書研究会」と称して集まる人達の
瀕死の子供に対する親の輸血拒否問題を扱った
ノンフィクション作品です。
現在では
未成年の輸血可否は両親の意思でなく
医師から見た必要性で決定できる法律になりましたが
皆さんも一度は真面目に考えて欲しいと思います。
子供から親を見た時
親は最大の保護者で「神」以上の存在なんです。
だから、
子供は親を頼り、親を喜ばせたいのです。
親の近くに居たいだけなんです。
決して
第一に「神」を喜ばせようとは思っていないのです。
だから
親が「神」や「神の代行者」になってはいけないのです。
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