2022年2月5日土曜日

山に登りながら考えた(5):子供の興味の選択

 私が子育てをする時代の流行は
「子供の意思を尊重しなさい」だった。
孫が出来る世代になった今、
本当にこの言葉が正しかったかと言うと
半分は間違いだと感じます。

物事を決める時の経験的価値は親の方が沢山知っている筈です。
やはり、
物事の第一決断と意思表明は親がすべきだと思います。
その中で、子供が経験を積んだ時
初めて、
親の顔色と心を読み
子供の心に尊重すべき意思が生まれて来るのです。

「説得」と言う講談社の文庫本が有る
これは、
「JW・ものみの塔・王国会館・エホバの証人・聖書研究会」と称して集まる人達の
瀕死の子供に対する親の輸血拒否問題を扱った
ノンフィクション作品です。
現在では
未成年の輸血可否は両親の意思でなく
医師から見た必要性で決定できる法律になりましたが
皆さんも一度は真面目に考えて欲しいと思います。

子供から親を見た時
親は最大の保護者で「神」以上の存在なんです。
だから、
子供は親を頼り、親を喜ばせたいのです。
親の近くに居たいだけなんです。
決して
第一に「神」を喜ばせようとは思っていないのです。
だから
親が「神」や「神の代行者」になってはいけないのです。



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