2022年7月16日土曜日

山岳映画

 今日はダブルヘッダーで山岳映画を見て来ました。

まずは、「神々の山嶺」
以前、実写版で見たが今回はアニメ版です。
この題材は、80年代に活躍した森田勝と長谷川恒夫を発想にした小説だ。
是非、「狼は帰らず」と言う森田勝を題材にしたドキュメント本も一緒に読んで欲しい。
今や、山の世界に生きる哲学は消えてしまったので
今の時代から見れば
浪花節に近い空気感を感じてしまうが
私の様に、
浪花節にどっぷり浸かって生きて来た人間としては
青春の残像が蘇って来る感じがします。

今の時代らしい凄いアルパインクライマーです。
技術も思考も人類は進化している感じがします。

この映画の中で心に残ったのは
「心を制御する」と言う事です。
孤独・恐怖・欲・運動能力・疲労・寒さ・経済力・風評・やれる時期・愛
のバランスを配分し整え制御する!
制御と言うのは「自分勝手」では無く
「型に嵌めて安定した状態にする」と言う事です。
ある意味
「悟り」の領域の様にも思います。
私にはとても到達できない凄さを感じました。

以前見た映画で、フリーソロの主人公をMRIで脳を見た時
普通人と脳の発達が違う事が確認されたそうです。
この映画の主人公も恐らくそういった進化脳を持っていたかもしれません。

最後の結末もドキュメンタリーらしい結末にどっきりでした。

私も、もう少し頑張って
「山」やって行こう!!



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