山道を歩いていると、綺麗に飾られたお地蔵様や道祖神に出くわす事が有ります。
誰が、何時、どんな理由で設置したんだろう????
また、私はこのお地蔵様を信仰している者でも有りません。
しかし、この風景を見て「花を飾った人の姿を勝手に想像」しながら
心が安らぐのは私だけでしょうか!!
花を飾った人・お地蔵様に衣装を作った人は私を知る事は生涯無いでしょう。
しかし、この石仏も花も
見知らぬ私(人々)の心を安らげているんですよ!
安産・子育てのお地蔵様です。
中央の毛糸の帽子被ったお地蔵様を見た時、
とってもリアルな感じがして「ドキッ」としてしまいました。
数年前放映された映画で 遠藤周作原作「沈黙」
戦国時代末期のキリシタン弾圧で「踏み絵」と「改宗」を題材にした映画です。
キリスト教の教義では「偶像崇拝」を否定しますが、
唯の作り物の「踏み絵」を「簡単にどんどん踏め」と民衆に指導できななった
キリスト教自身
宣教師自身こそ
本当の偶像崇拝者ではないか!!
と私は思います。
誰も、「信じる物(人の絵)」を踏んで気持ちが良いはずは有りません。
しかし、人の命とは比較はできません。
本当の偶像崇拝に当たる物は世界中には非常に少ないと思います。
殆どの場合、近眼の人が「眼鏡」を掛ける様に
物を良く見る為の「眼鏡」だと思います。
目の悪い人は「眼鏡」を見ているのでは有りません。
「眼鏡の向こう」を見ているんです。
決して「眼鏡」を崇拝しているのでは有りません。
学校でも「偶像崇拝」と言うテスト単語は教えても、
この「眼鏡の向こう」の発想が無いのは残念です。
良い映画なので興味が湧いたら、映画も見て下さい。
山歩きをしていると、時々「首を落とされたお地蔵様」出くわします。
これは、明治初期の「廃仏毀釈」活動による物が多い様です。
一神教(天皇制)を優位に展開する為、
仏教や雑多な神々を弾圧・破壊した運動です。
しかし、日本は面白い!!
明治天皇と皇后(天皇の妻)を祭神として祭った「明治神宮」
今だに、初もうでの参拝者はNO,1だし
今だに、他の寺社も健在だし!!
本当に日本人は
馬鹿なのか?
賢いのか?
唯々楽しければ良いのか?
訳の分からなところが面白い!!!
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