2025年6月18日水曜日

四国歩き遍路の旅(16):八百万の神々

 お遍路道中には、神社・お寺・道祖神など色々な神様。仏様が居ます。
ルーツは何処に有るのでしょうか?
土着の自然神
海外渡来の神・仏
天皇系の神
昔の偉人が神化した者
等々

ネパールトレッキングに行くと谷間の村の入口と出口には厄払いの門が在ります。
日本には鬼門と呼ばれる鬼(厄)の道が在ります。
道路端のゴミの不法投棄防止の為に
おもちゃの様な鳥居を置くだけで不法投棄者の心にクサビが打たれ
ゴミが捨てられなくなります。

皆、目に見えなくても、何かを感じているのでしょうか?
可成りの悪人で有っても、無神論者では無い様に思います。

面白いと思うのは
日本には色々な会社が在ります。
私は在職中、設備建設・保全の仕事をしていたので色々な会社に行きました。
その時感じたのは
個人的な「個」でお付き合いをする分には会社に関係無く皆同じですが、
集団に成ると会社毎の特質が出来て、集団「総体」としての別人格が出来てしまいます。
普通、目には見えない総体の人格が誕生しています。
経済社会では、この目には見えない総体の人格達が切磋琢磨している社会です。

戦争なんかもこの見えない総体の人格達の衝突でしょう。
こんな力の作用も神の力の一部でしょうか?

家庭菜園をやり出して思うのは
10m角の畑には、約100~200kgの微生物が居るそうです。
この微生物の働きがアンバランスに成ると、連作障害や病気が起こり易くなるそうです。
人間の体にしても
体内には2~3kgの微生物と共生していて
人間はこの微生物の力を借りなければ健康には生きられない仕組みになっています。
ひょっとしたら
肥満体の人は、この微生物に操られて過食になっているのかもしれません。
疲れ易い人はミトコンドリアの機能が低下しているのかもしれません。
体内微生物はメタンガスや水素ガスも作っています。
こんな力の仕組みも神の力の一部でしょうか?

白山や御嶽や白馬の山々の風景を見て心が和んだり、
雪解けや雨の恵みで生命に不可欠な水を頂き
木々や草の落ち葉は微生物によって耕され肥沃な土になり
星や太陽の動きで季節を知り
雪解けの残雪模様で田植え時期(今)を知らされます。
こんな力の自然も神の力の一部でしょうか?

恐らく
昔の人々は
個や総体を含めて
多くの物の存在がよく見えているから
八百万の神々の存在に気付いたんでしょうね!!!

2025年6月12日木曜日

新しい旅の準備

 ボチボチと次の旅の準備を始めました。
次は、車中泊中心の予定です。
まず、
健康診断に行って
歯医者さんに行って
車をメーカー点検に出してオイル交換をしました。
カーナビの地図ソフトを最新版に更新しました。
しかし
今年3月に開通した23号線バイパスの道が有りません!
何が最新版だ!!!
次に
カーナビの音楽ソフトを増設しています。
音楽だけで無く、朗読やお笑いや講談も追加しました。
特売のお米も買いました。

そんな折、
近くの公園を通りかかった時
トイレ・水・屋根・夜も静かな場所だ。完璧た。
ここは良いテント場に成るぞ!
とつぶやいてしまいます。
これは、お遍路旅の後遺症だ!!

初キビレ

 今シーズンの初キビレが釣れました。
雨が止んだ2時間でちょっとお試しして来ました。
30センチ位のちょっと小振りですが、
やっぱ、、、ちょっと嬉しいです!!


2025年6月10日火曜日

四国歩き遍路の旅(15):足の豆

 歩き遍路が集まると「足の豆」の話しは定番の話題として出てきます。
私も歩き遍路3日目 12番札所 焼山寺の下り道で
左足に
普通の豆1個 血豆が1個出来ました。
焼山寺は 最初に出て来る遍路転がしの山道で
標準コースタイム
お寺までの登り 6時間 下り3時間位の山岳ロングコースです。
この時期は、まだ荷物も重く、足裏の皮も出来上がっていないので豆が出来やすいです。

お遍路で豆の話しをすると
原因と対策が10人10色なのにびっくりです。
皆さんも、自分の対策を考えてみて下さい!!

私自身が考える自分の原因と対策は
1.靴:アシックスのトレランシューズ・・・・これは正解だったと思います
ランニングシューズより5mm大きい物・・・長い下りで爪を守ります
幅 2E サイズ 幅広3E・4Eでは横ずれが出ます。
お遍路道は舗装路が長いのでクッションの良い物が良いと思います。

2.靴下・・・・はじめ厚手を使っていて汗をかいた様です。
豆が出来てからワークマンの5本指の作業靴下に換えました。
               ・・・・この後、豆は出来ていません

3.靴ひもをシッカリ結ぶ様にしました。・・・・この後、豆は出来ていません
豆が出来た時は、結びが甘かったと思います。
シッカリ結ぶと豆が出来ても痛さが軽減されます。

2025年6月9日月曜日

四国歩き遍路の旅(14):四国の味

 テント泊中心でお遍路していると
お遍路道は悲しい事ですが、大きなスーパーや営業している食堂も少なくどうしても
コンビニ弁当中心の食生活になってしまいます。
コロナ禍のせいでしょうか?
本当に閉店している食堂が多かったです。

それでも、行程が長いので時には
スーパーで地元食材のお惣菜を買ったり、食堂や居酒屋で外食もしました。

徳島ラーメン
残念ながら、徳島ラーメンは食べそこないました。

鰹のたたき
民宿の夕食。スーパーの鮮魚コーナー。道の駅の海鮮丼で頂きました。
安くて安定の美味しさです。

鯛めし
宇和島の居酒屋で食べた出汁茶漬け風の鯛めしは美味しかったです。

たこ焼き
私はたこ焼き大好き人間なんですが、行く先々閉店しているお店だ多く残念。
気安く開店しても、お店を維持出来る味にするのは難しい様です。
今治市菊間町の「たこたこ亭」は美味しかったです。

香川県のうどん
朝7:00頃から開店している店が多くて、朝ごはんとして数回利用しました。
朝早い分、閉店時間も早いので夕食には不向きです。
お店のスタイルは丸亀製麺と同じスタイルの店が多く、定番の美味しさです。
つい1品多くトッピングしてしまいます。
ただ、
四国の白味噌うどんは三河人には合っていない感じがします。
高松の辺りでは、大福餅の入った白味噌雑煮も有るので
チャレンジしてみるのも良いと思います。

スマホ充電の為の外食利用
瀬戸内海ゾーンに入ると外食チェーン店が増えて来て
ジョイフル・マクドナルド・すき家 なんかも数回利用しました。
コンセントの有る座席配置を理解するのにちょっと慣れが必要でしたね。

2025年6月8日日曜日

四国歩き遍路の旅(13):宗教 と 無神論

私の お遍路旅は長距離を歩くと言うチャレンジが中心です。
納経帳に御朱印を貰う為には
嘘・偽りの無い様にきちんとお経は読みました。
また、お寺でも
「○○様・・・・お願いします!」とは拝みません。
毎回
「ここまで歩けました。ありがとうございます。」で終了しました。

ある時
数日宿泊が一緒になった海外生活している日本の若者と話しをしたら
「初めは、無神論者」と言っていましたが
今は「何宗 何派」には属して無いけれども「仏教徒」と答えると言っていました。
また、
知り合いになった同世代のオーストラリア人お遍路さんは、カソリックでした。
「クリスチャンがお遍路に来たら、空海さんは怒らないけどキリストさんに怒られるぞ!」
と私が言ったら
彼に、笑ってごまかされました。

いったい、「宗教」とは何でしょうか?
これは、私が考えた私の結論ですが、
「宗教」と言う言葉を「世界感」と読み替えて下さい。
この世界感が分かれば、誰を敬い、誰に手を合わせるかが決まります。
ひょっとしたら敬うのは人格神や人では無く、自然かもしれません。
面白いのは
色々な宗教を「世界感」としてまとめて見て下さい。
その教えの中に色んな「矛盾」も沢山見えて来ますよ!!

私は無神論者だ!と言う人は
「何宗 何派」の分類に拘って、「自分の世界観」に気付いていないと思います。
無神論の本質で大事なのは
「見えない者・見えない世界」の存在を認めるか?認めないか?です。
「何宗 何派」の分類はどうでも良いと思います。

ひょっとして
モーレツサラリーマンなら
社長の理念・社内戒律に溺れ、社規に無い戒律を自ら作り出す
「会社教」の信者かもしれません!

私も若い時に
山岳信仰の行者だったかもしれません。
何の意味も無い山に登る行為?
命がけで登山をする・出来るのも
自分や信者間の「仮想的美意識行為」に溺れた
脳内麻薬中毒患者か修験道の修行だったかもしれませんね!

四国歩き遍路の旅(12):神社

 お遍路道を歩いていて思うのは、神社が多い事です。
元来、四国遍路は
弘法大師(空海)を教祖とする
真言密教 真言宗 の寺院を廻る行事ですが
実際に歩いてみると
お墓には浄土宗や禅宗を思わせる墓石も多く
お寺の数より神社の数の方が多い様に思います。
また
88ヶ所の札所の中には神社と併設している所も多いです。
その時
その土地柄の中心に在るのは寺では無く神社の場合が多いです。
土地の中心・丘の頂上には神社が在ります。
ただ
私的感覚ですが
経済的(外部の集客の為か?)にはお寺の勝ちかな?
と言う雰囲気が在ります。

また
町全体の組立てとしても
松山の伊佐爾波神社や琴平町の金刀比羅神社の様に
中心的位置づけの土地も少なく有りません。

日本人から見たら不思議で無い風景かもしてませんが
一神教族から見たら
これで宗教戦争に成らないのは
異種の宗教が共存できるのは
実に不思議な国の様に見えるのではないでしょうか!
さて?
お金や人
どう言う切り分けの仕組みになっているのでしょうかね!!


2025年6月6日金曜日

四国歩き遍路の旅(11):お接待

 四国以外の日本国内での一般的な「お接待」と言う言葉のニュアンスの中には
利益誘導的行為
と言う意味合いが何となく含まれていると思います。
四国に於いても
お接待をして、お遍路から納め札を御礼として貰って、その功徳に依って、
私は極楽浄土や天国に行ける!
と言う利益誘導的ストーリーを描けない事も無いですが
実際
お遍路側からお接待者を見て
そんな気配を感じた事は一度も有りませんでした。
また
お接待は数回受けましたが、以外に少ないんだ! と言うのが実感です。

お接待には色々な形が有ると思います。
まず、
お遍路を始めて歩き出すと
すれ違う中高生が必ず挨拶をしてくれます。
嫌々形式的に言うのか、素直な言葉かは聞く側で直ぐに分かります。
皆、普通に自然な言葉のお接待でした。

飴やお菓子も良く頂きました。
暑い日に冷たい麦茶も美味しかったです。
軒先でコーヒーも御馳走に成りました。
そんな時、先を急がず
お接待して頂いた方の話しに乗ってあげるのは
逆接待かもしれませんね!
車を停めて、お接待する物が無いから、これで冷たい物を買ってくれと
200円を手に握らせてくれた方もいました。
お堂に泊めて頂いた事も有りました。

お接待には
あなた(お遍路)の行為を応援します。
今、私は出来ないけど私の代わりにお願いします。
色んな所の人達と色々な話しがしたい。
お接待は先祖からの遺言ですと言われた方も見えました。
等々
色々な思いが有ると思います。

唯々、感謝!感謝!!
お遍路旅は、歩くほどにピュアな感覚が増すので
僅かな親切が心にしみて来ますよ!!

四国歩き遍路の旅(10):泊まる

 お遍路旅での宿泊は、大きく分けて5種類の宿泊方法が有ります。
5種類と言っても
沢山の選択肢が在るので困ってしまいます。
また初めは
慣れないお堂の中 や お寺の空き部屋に一人で寝るには勇気が要ります。
先人の知恵を借りる様にネット等で事前に調べて於きましょう!!

宿:民宿・ホテル・ゲストハウス・ユースホステル・宿坊(お寺の有料宿)

テント泊:自前テント(設営場所選択が難しい?)
公認のキャンプ場は少ないです。
テント泊の場合、トイレ・水の無い所は不可と思います。
また、道の駅などの利用時間は18時~6時位かな!

通夜堂:お寺の無料宿泊場所を借りる(当日現場申込み・事前予約不可)

お堂:大師堂や地蔵堂などを借りる(地元管理者の使用許可要)

善根宿:一般の方が善意で貸して頂ける場所

2025年6月4日水曜日

四国歩き遍路の旅(9):出会い

大半のお遍路さん は順打ち(時計周り・札所番号順)で廻ります。
皆が同じ方向で歩いた場合、歩行速度の違いで差が出来ます。
しかし
1札所毎で15~30分過ごします。
また、
札所は8時~17時の営業時間の為、お遍路の行動にも制限が加わります。
そこで
歩行速度が同じ位で有れば、抜きつ抜かれつしながら数日間に渡り
顔を合わせる機会が発生します。
実際、私も10日間位同じ行程だった方も居ます。
そうなると、自然と話しをする様になって行きます。
また、歩き遍路の場合
歩行速度などで気質・志向性など
自然とある種のフィルターが掛かっている様な気がします。

歩き遍路8回目 3名
お遍路4回目女性 1名(別格を含めて廻っていました)
歩き遍路2回目 1名
乞食遍路風の人 2名
別格を含めて廻っていたドイツ人 1名
一緒に居酒屋飲に行ったオーストラリア人 1名
外国人女性一人お遍路 3名
他外国人は多数見えました
スマホの翻訳アプリと使い方の予習は必須です。

合唱団の様にお経を唱えるバス・車ツアーの女性集団 多数
初回歩き遍路チャレンジの日本人多数

初め
歩き遍路をチャレンジで始めた私には、複数回の歩き遍路をする方の
気持ちが理解出来ませんでした。
しかし
お遍路を終えれ見て
「四国は他の日本とは違う空気が流れている土地だ!」
と思うえる様に成って来て、
今は、
複数回歩きたい人の気持ちが分かる気がします。

2025年6月3日火曜日

四国歩き遍路の旅(8):遍路小屋の言葉

 多くの遍路小屋(お遍路さんの休憩場所)に、この言葉が書いて有ります。
私達の頭には社会的に「摺りこみ」された意識が有ります。
「早い事は良い事だ!」
「早い事は優秀だ!」

本当そうだろうか?
ゆっくり歩けないから急ぐのか?
見落としているから急ぐのか?
摺り込み教育の結果、褒められたくて急ぐのか?
今の環境から逃げたいから急ぐのか?
お金を節約したいから急ぐのか?

実は、
周りを良く見て、よく考えて歩くのは辛い事が多い。
マイペース(速さと人生の時間軸とタイミング)と社会とのバランス・調和は難しい。
さあ、
どうやって歩こうかな!!

2025年6月2日月曜日

四国歩き遍路の旅(7):歩くと変わる

 四国歩き遍路の歩行距離ですが
私がテント泊装備で歩いた時の距離と所要日数です。
この期間の中で自分にどんな変化が起こったのでしょうか?

1~88番札所 : 1200km 45日 結願
1~88~1番札所に戻る: 1250km 47日 四国一周
1~88~1番札所に戻る~徳島港からフェリーに乗り和歌山港~九度山~高野山奥の院
: 1340km 50日 満願
一般的には88番札所で遍路を終了し、
高野山奥の院へは一般の交通機関を使われる方が多い様です。

1日目:1番札所で巡礼の仕方を教えて頂き、不足品を買い足しました。
2日目:4月初めなのに霜注意報が出る様に朝は寒い
3日目:遍路転がしで荷物が重たいのを実感。速度が出ない!
4日目:焼山寺の下りで左足に豆1個・血豆1個が出来る
 ↓
6日目:徳島の山岳ステージ終了
    がんばって36km歩いたら、翌日の朝、暫らく体が動かなかった。
    テントマットが貧弱で疲れが取れない。
 ↓
8日目:一部荷物を自宅に送り返す。
     知人を訪問する為、2日間お遍路中断。ちょうど良い休息になった。
 ↓
14日目:平地での歩行速度が速くなっている
 ↓
19日目:高知の山道具屋で高級テントマット買い替え。半ズボンも購入。
     この頃から歩行速度も上がり、1日 30km程度が歩ける様に成って来た。
     札所での納経時間は8:00~17:00なので、いくら歩けても宿泊場所
     の位置関係も含め、自然と行動制限が掛かってしまいます。
 ↓
22日目:まだ重い! 一部荷物を自宅に送り返す。2回目
 ↓
30日目:5月に入ると、暑さが気になる日が出て来ました。
     歩く事が楽しくなって来ました。ウォーキングHi!
                      ウォーキングHiに近づくと、心はピュアに成って来る感じがします。
     トライアスロンや高所登山の時も体が順応して来ると似た感覚になる事が
     有りました。
 ↓
39日目:まだ重い! 一部荷物を自宅に送り返す。3回目
     この時のザック重量は、水・食料無しで12kgだと思います。
     だんだん、野宿に疲れて来るがもう少しだと頑張る。
     1日 30km程度が普通に歩ける様に成って来た。
 ↓
後は、成り行き!!!

2025年6月1日日曜日

四国歩き遍路の旅(6):興味をそそる仕組み

 お遍路は宗教儀式で有りながら
レジャーランド的な仕組みを持っている事に驚きます。

     1.宗旨・宗派に拘らない大らかさが有り、宗教だけど宗教臭さが少ない
     2.スタンプラリー(御朱印を集める)増える楽しさ・見えるか
     3.カードを集める(御影カードを集める)増える楽しさ・見えるか
     4.ユニホームが有り、一目で参加者の仲間意識が発生・共有できる
        ユニホーム一つ一つに薀蓄と歴史がある
     5.簡単な礼儀と儀式と節度が有る
     6.納札により自らの履歴が残る
     7.「同行二人」など、分かり易いキャッチコピーが素晴らしい
     8.お経を読む、荘厳さ・緊張感などの呼吸が有る
     9.何時・どこから初めて、何時帰っても良い
     10.適度なチャレンジ的難易度がある
     11.一周1200kmと言う広範囲な範囲だが、住民が協力的(お接待)
        お遍路で歩いてみると、四国は空気が違う地だと気づきます。
     12.歩いても・自転車でも・車でも何でも可(常識の範囲で自分で決める)
     13.普段では絶対出会わない様な出会いが有ります。
     14.変化に富んだコース
     15.自然に富んだコース
     16.季節によって雰囲気の変化に富んだコース
     17.ウォーキングHi。 歩く事は楽しい!
     18.すれ違った人やお接待して頂いた人との心の共有感が持てる時が有る。

2025年5月31日土曜日

四国歩き遍路の旅(5):遍路転がし と 遍路道

 遍路道は時代と共に少しずつ変わって来ている様です。
歩きのステージは大きく分けて4ステージの様です。
町・村ステージ
田園ステージ
海岸ステージ
山岳ステージ

一番札所から歩き始めると、町・村ステージです。
札所を繋ぐ道路は現代のメイン道路から外れているので食堂もコンビニも有りません。
何も持たないで歩き始めると食事も出来ない事態になってしまいます。
また、
テント泊族は民家近くで野宿場所が無く、夕食も出来ない事態になってしまいます。
これが遍路で最初に受けるショックです。

吉野川を越える辺りや山岳ステージ間の村々を繋ぐ道の田園風景は心を癒してくてます。
焼山寺からの下山ルートの枝垂れ桜
太龍寺辺の山間の田植え風景はとっても綺麗でした。
やっぱり
食堂もコンビニも有りません。

四国は大きく見ると四角形をしています。
その各辺での海の風景は全く違います。
徳島側は明るく広く
高知側は強く、荒々しく
愛媛側は海に浮かぶ島々夕陽が綺麗です
香川側 瀬戸内海の風景は穏やかで安心します。
高知の室戸・足摺岬周辺は強い海風と打つべき札所も無く唯々歩く遍路道は大変でした。
また、町々の家波と津波避難タワーを見て大地震が起きたと想像しただけで胸が痛みます。

室戸岬手前のジオパークの説明が心に残りました。
海岸の岩に見える縞模様は
山が崩れて川に土砂が流れる → 土砂が海に流れる → 堆積する・縞柄が出来る → 岩になる 
→ 南海トラフ地震発生 → 堆積岩がプレートに押されて陸に寄る → 南海トラフ地震発生
→ もっと押されて四国の山になる → 山が崩れて川に土砂が流れる
これが大自然の循環だそうです。

戦後になって道路整備され、多くのトンネルが出来ました。
遍路はそれらのトンネルが出来る前から在るので、
トンネルを迂回する様な遍路道が多くあります。
トンネルは距離短縮には成りますが、歩いていると車は怖いし、壁は排気粉塵で汚いし
平衡感覚がズレてフラフラするし、
ズル・大着をしている様な気分で罪悪感も残るので旧道も多く歩きました。

山岳ステージの中で、特に険しい行程を「遍路転がし」と言います。
遍路転がしで有名なのは
12番札所 焼山寺
21番札所 太龍寺
66番札所 雲辺寺
などが有りますが

私は峠道も記憶に残る所が有ります。
大根峠
三原村を超える峠
歯長峠
松尾峠
大阪峠

山頂に近い所に在る札所も印象に残ります。
山の標高は低いですがスタート地点は海抜ZERO近くから始まります。
27番札所 神峰寺
45番札所 岩屋寺
60番札所 横峯 寺
81.82番札所 白峯寺 根香寺
84 番札所 屋島寺 
85 番札所 八栗寺 
88 番札所 大窪寺 
高野山 奥の院(20kmの長い登りです)

登山家にとっては「へのかっぱ」と言う事にして於きます。

2025年5月30日金曜日

四国歩き遍路の旅(4):呼ばれた

 順打ちで歩いていると同じ方向で歩調の合う人に出会うと
お寺毎に出会う様になって、だんだん雑談をする事も多くなります。
そんな時
「あなたは、お大師様に呼ばれてここに来たんですよ!」
と言われる事が時々あります。

世界を旅した人のエッセー本などを読んでいると
似たような感想が書いて有る場面に出会いますが、四国遍路とは微妙に違う感じです。
一神教世界の旅人は
神による予定説 や 神による誘導的なニュアンスが多いです。
今の環境は、神が決めた世界なんだろうか?
神が予定した?
何の為に?
他には?

四国のお遍路ではそこまで厚かましく無く、
あくまで自分の自由意志の延長で自分で選び取った道と言う印象を受けます。

自分で選び取った道だと考えると「呼ばれる」とはどう言う事なんだろうか?
道を選ぶ為の情報を与えられた?
考え方・歩き方・社会的環境条件が揃った?
協力的な人に出会えた?

最近では
ヨーロッパ・アメリカの白人系のお遍路が目立ちました。
歩き遍路の30~40%は白人系の人の様に感じました。
彼らはどんな感じで呼ばれたんでしょうかね!!!

2025年5月29日木曜日

四国歩き遍路の旅(3):チャレンジャー

 私が四国歩き遍路旅に興味を持ったのは
1200kmと言う長い距離を歩き通せるかと言う自分に対する興味からです。

人と言うのは面白い者です。
例えば
世間には
私が全てを止めてトレーニングしたとしても絶対に勝てない様な強者がいます。
しかし、彼らは
冬の北アルプスには行けなかったたり
一人でテント泊出来なかったり
水泳が出来なかったり
スキーが出来なかったり
料理が出来なかったり
会社への休暇交渉が出来なかったり

人の強さには質の違いが有り、
強い人間にも弱点が有り、実際には平均値が高い者。
又は、極端に駄目の無い者が一番安定している事に気づいたのです。

そう思い
近年は思考を変えてロングトレイルへのチャレンジを始めました。
特に、全てを担ぎテント泊で行く事に拘ってみました。
一日の最後の寝床が決まらない不安感は大きなチャレンジです。
山でのテント泊より、中途半端に人いる環境での野宿は結構勇気がいります。

四国遍路の1200kmと言う距離は 東京→博多 位でしょうか。
西暦600年代役行者は日本の山野を縦横無尽に歩きまわり、
西暦800年代空海が移動した距離はもっと遠いです。
この頃にはキリスト教の布教者が北京まで来ています。
西暦1200年代 鎌倉時代に源義経が源平合戦で移動した距離はもっと遠いです。
同じ時期、チンギスハンモンゴルからはヨーロッパに向かい
マルコポーロは 北京まで来ました。
幕末期、西郷隆盛はまだ鉄道の無い日本を移動した距離はもっと遠いです。

そう考えると
1200kmと言う距離は非常に短くてアンチョコな距離ですが
少しでも、時空を超えて彼らの情熱わ探る歴史観を探る為のチャレンジでも有りました。

2025年5月28日水曜日

四国歩き遍路の旅(2):打つ

 遍路旅では札所を廻る事を「打つ」と言います。
順打ち :札所を番号順に進む
逆打ち :札所を番号と反対に進む
区切り打ち :札所を自分で決めた区間順に進む
一般的には88ヶ所寺院のみだが、20ヶ所別格寺院も在り、計108ヶ所が遍路対象

「打つ」とは、札所に納め札を打ち込むところから来ている様です。
しかし
私は、「打つ」と言う言葉に感じたのは
一つ一つの札所を心に打ち込みながら進む事だと思っていました。

人の心には、色々なクサビがその経験に於いて撃ち込まれます。
そして、
そのクサビを目印に
常にそれを越えようと「一生懸命生きる」のです。
その行為には、善悪も良否も功罪も関係無いです。
そして
それが達成された時の緊張が解放された時の解放感が
快感として残って行く様に思います。
例えば
泥棒や詐欺と言う行為は犯罪ですが
計画→実行→緊張の解放→成果→ご褒美
この様な行為の中にクサビが撃ち込まれて行くのでしょう!
登山にも同じ様なプロセスが働いている様に思います。
また
計画時に於ける、想像力も刺激としては大きいでしょうね!!

最近の登山界の高齢化した初心者の増加の原因も
若い時に打たれたクサビによる「青春の残像」を求めて
始める方が多いのではないでしょうか!!

2025年5月27日火曜日

四国歩き遍路の旅(1):断ち切る

 歩き遍路の旅に出るには、
色んな物を「断ち切る」事が必要だと分かった。
ただ、気分的に楽なのは「命」の危険が無い事だ。

若かりし頃、
長期連休を貰って海外登山に出掛ける時
出発準備が終わって家を出る時や飛行機の中で毎回思った事は
「俺は何故山に行かなければ行けないんだ。
多額の金を使い、命を使い、こんな事をしていて良いんだろうか!」
そして、空虚間が胸に残った。
人の感情と言う物は、物理的な重さが有る様に圧し掛かって来ます。
自分のやりたい事には意味は無いが
今、自分が「一生懸命生きる」為には必要だった。
「一生懸命生きる」行為には、善悪も良否も功罪も関係無い。
もっと根源的な衝動だと思います。
しかし、
現場に着くと、そんな事は忘れてしまう。
今日やる事
今日生きる事に集中した。

お遍路の旅には、
こんな重い感情は無いが
旅に必要な約2ケ月と言う時間を自分の人生スケジュールのどの部分にはめ込むのか!
畑の草整理はどうするのか?等々
自分の日常を旅に行く為にどう切り離すのか!
荷物の軽量化の為に何を削るのか!
宿泊にするか野宿にするか!
野宿は単にお金の節約だけでは無くシンプル生きる為の方法の一つの様に思います。
どういうシンプルさ・便利さを求めるのか!
リュック一つの旅立ちでは、全てリュックの重さになってしまいます。

ついには
行けない理由を探し出して、行かない事を正当化しようとしだす。
兎に角、全てを断ち切るのだ!

四国88箇所歩き遍路帰宅報告

細かい報告は別途として
取り合えず50日間で「満願」して帰宅しました。
この靴を履いて1番札所から高野山まで
1340km歩き通しました。
私は左膝を手術しているので
左足のゴム底の減りが可笑しいです。
「靴さん、ありがとうございました!」
お遍路でお寺に周る度に、一定の手順で教お経を読みます。
お経を読んだ後、お経を納めた印に納経帳に御朱印を貰います。
それと、
ご本尊の御影カードを頂きます。
御朱印と御影です。
88箇所が全部揃って「結願」
1番札所に戻って来た御朱印と高野山 金剛峯寺 奥の院で弘法大師を
お礼参りした御朱印がセットで「満願」です。
88番札所手前 道の駅向かえに在る さぬき市前山おへんろ交流サロンで
「88箇所遍路大使任命書」とDVDとバッチを頂きました。
ただで貰えるものは何でも嬉しいです!
50日間の旅を終えて帰宅すると
家庭菜園はジャングルになっていました。
草整理と畑の整備に数日掛かりそうです!
畑には悪い事をしましたが頑張って整備するから許してね!!

2025年4月1日火曜日

四国遍路 出発準備

 いよいよ明日、四国巡礼88か所 歩きお遍路の旅に出発します。
初めて歩いてみたいと思ってガイド本を買ったのは18歳 
大学の寮生活の時だったと思います。
強い宗教感が有った訳では無く、
兎に角1200kmを歩いて観たいと感じたからです。
スタンプラリーの様に車で回れば10日間程度で、
自炊・車中泊すれば何も考える事も無く一番安上がりです。
やっぱり
沢山の時間を使う事。時間を使える事を楽しむ事。に意味が有るんだろうと思います。
自分の両膝は5回もメスが入ったガラスの膝。肺も20%切った。
なので何処まで行けるだろうか!

恐らく、歩き出したら
この大変な一歩一歩を早く終わられるべく行動するだろうが
「早い事は常に素晴らしい!」と思う事は「錯覚」だと思う反面
沢山の時間を使う事。時間を楽しむ事を持て余して現状救済の為、
はしょっちゃうんだろうな。

今日は駅まで行って、
一番寺が有る徳島県 坂東駅までの切符を買って来ました。
最寄り駅が無人駅になったので本当に不便です。
明日は坂東駅近くのお遍路宿に泊まりますが以降は殆ど野宿の予定です。
その後、ワークマン行ってジャケットも新調。
車道歩きも多いのでザックに反射テープも付けた。

今日は荷物の再点検と重量も測ってみました。
野営具・炊事具・納経帳などの遍路仏具を持つと結構重たいです。
荷物を纏めながら思ったのは
重量は
金をケチれば重くなる。便利に楽して煩悩が多ければ重くなる。
何処で折り合いを付けたかが今の重量の様です。
50リットルサック 12.4㎏
ショルダーバック 2.2㎏

若い時なら全く問題無い重量ですが、今の自分には結構応えそうだ!
でも、やれるハズだから今日が有る。
兎に角
明日から生活は楽しそうです!!!



2025年3月29日土曜日

名古屋観光

 お勤め時の通勤定期がまだ少し使えるので名古屋観光して来ました。

最初に行ったのは名駅近くの「ノリタケの森」
洋食器の有名なノリタケ発祥の地です。
無料で公園やギャラリーが楽しめます。
レストランやイオンモールも隣接しています。
名古屋駅の駅近とは思えない雰囲気でした。
                    次に
         「ノリタケの森」の裏手の豊田グループ発祥の地
          「トヨタ産業技術記念館」に行って来ました
          入場料65歳以上600円はお得感が有ります。

織機や車の製造ラインも作って有り中々見応えが有りました。
帰路
名古屋地下の「あんかけスパ」の元祖と言われる店にも行って来ました。
過去の経験から「元祖に旨い店無し」が私の持論なんですが、
標準的には美味しさOKでした。

2025年3月23日日曜日

茶臼山スキー仕舞い

 今日は茶臼山スキー場の営業最終日でした。
暖かい日だったので雪質が悪いのは仕方ないですが
思ったより人も少なかったので
お孫様と待ち時間無しでベルコンを何回も乗って楽しむ事が出来ました。

5歳のお孫様は
人生で2回目のスキー場
そして今日、生まれて初めてスキー板を着けてスキー初挑戦しました。

ここで教える難しさを実感!
5歳児では、まだ自分の体を自分の意思で自由にコントロールする事が出来ないのです。
蟹歩きとか、膝を曲げるとか・・・・何とか、感とかと
口で説明して分かる相手ではないのです。
でも、
一回ベルコンに乗って下る度に少しずつ何かを掴んで進歩するのが分かります。
これが子供の恐ろしい所です。

一番効果的だった指導は
膝に手を添えて滑って
曲がりたい時は、
片手は上げて浮かし、もう一方の手は体重を乗せて膝を強く押す様にしました。
これを板を履く前に練習して於けば良いんです。
すると
緩斜面なら後景に成らず勝手にボーゲンが出来上がっています。
足を「ハ」字に開いてと言う指導法は不要だと感じました。

今シーズンはこれで終了
この続きはまた来年です!!


2025年3月22日土曜日

渥美半島10名山 (10) :雨乞山

 渥美半島10名山の最後の山になった雨乞山に登って来ました。
ここは、意味不明な変わった地名が多くあります。
地名のウンチクを何処かの誰かが教えて欲しいですね!

コース概要
雨乞山登山口 → 雨乞山 → 物見山 → タコウド → 椛峠(もみじとうげ) →
立ベボウ一本つつじ山 → 狼煙山 → 三角点 → 展望台 →大山トンネル → 雨乞山登山口

雨乞山登山口前に車2台ほどの小さいスペースに無理やり車を停めましたが、
これはちょっと失敗でした。
この様に周回コースにするなら
大山トンネルの両端に大きな大山登山口駐車場が有ったので
ここに駐車する方が良かったですね。
反省!
稜線の所々から三河湾の景色が綺麗でした。
タコウドを過ぎて見晴岩で昼食
今日は、どんべいにツナマヨお握りでした。
このお弁当が低山ハイクの楽しみですよね!
高圧線の鉄塔下を通って
狼煙(のろし)山
ここは縦走路の途中だと思っていたので山頂で道を探したけど有りません。
結局、でべその様な場所で少し戻った所が分岐でした。
大山との分岐を右に曲がって和地の部落を目指します。
サシバ峠まで来ると太平洋が近くに見えてきます。
展望台まで来ると和地の磯場まではっきり見えます。
一般道は直ぐそこです。
登山口
ここから一般道です。
大山トンネル
左側に大きな駐車場が有りました。
道路沿いのキャベツ畑を見ながら帰路を辿ります。
畑だからといって、綺麗に雑草刈はしていない様です。
雑草も野菜も適度に共存共栄です。
この辺はシデコブシが有名の様ですが
残念ながら私にはどんな木々か分かりません。
ここまで来たら車まで後僅かです。

2025年3月21日金曜日

つくし採り

 今年も豊川放水路の土手につくし採りに行ってきました。
豊川放水路のつくしは少し痩せていますが
特定の所に纏まって自生しているので貴重な場所です。
一面に生えて居るつくしを見るのも嬉しい風景です。
私にとって、つくし採りも季節感を体験する大事な年中行事なんです。
つくしを採るのは簡単ですが袴取りが一苦労です。
土手に座って、コーヒーを入れて、ラジオを聴きながらひたすら袴取りです。
帰宅後は水洗いして
最後1回だけ熱湯を掛けて30分ほど灰汁取りしたら下処理完了。
私は「つくしのきんぴら」が大好きです。
作ってから一晩置いたころが味が落ち着いて食べごろです。
「熱燗の当て」でも「熱々御飯」でも美味しいですよ!

2025年3月19日水曜日

いちご狩り + サンテパルク

 昨年、伊良湖丼街道の20品達成記念の商品で
いちご狩りペア補助券(¥2000*2)を貰ったので行って来ました。
10時の予約でしたが30分ほど早く着いてしまったので
コーヒー一杯のつもりがモーニングサービスも付けてしまったので
後からのイチゴ食べ放題にちょっと響いてしまいました。
もう若くないので欲張らない方がいいですね!
60分食べ放題
初めは大きい物を練乳無しで狙って食べて行きました。
食べた感は大きい物が有りますが
小粒でも甘くて美味しい物が多いのに気付いたら
量より質感の発見(大当り感)の嬉しさは小粒の勝ちですね。
最後の仕上げは練乳たっぷりのまったり感でしょうか!
でも
60分はお腹いっぱいで食べ続ける事は出来ませんでした。
イチゴの花も綺麗です。
道中の福江町で桜まつりしていたのでちょっとお散歩。
大きな黒鯉の尾がロープに引っ掛かっていてちょっと可哀そうでした。
サンテパルクも4月に入ったらチューリップが楽しそうです。
今は未だ準備中の感じです。
準備中の間はパンジーが目を楽しませてくれています。

2025年3月17日月曜日

シュラフの暖補強改造

 3シーズン用シュラフをワンランク暖かく使える様に改造しました。
本当に寒い時
人はシュラフの中で丸まって顔を出す部分も手で握り穴を塞いでジッとします。
また、
寒冷地仕様のシュラフにはベンチウォーマーと言う
首周りを塞ぐ襟巻が付いています。
つまり、
顔出し部分から暖かい空気を出にくくすればワンランク暖かく使えるのです!

私は20年近く前から自分のシュラフをこの様に改造して使っています。
今回は、
使っている布生地をスウェット生地からヒートテック生地に変更しました。
変更理由は、
もともと下着生地のヒートテックの方が顔当り感覚が良いからです。

改造は簡単です。
手順1.ヒートテック下着の胴の部分を20㎝位で輪切りにします。
手順2.輪切り生地の縫い目で切断して平布にします。
成人男性のシャツなら80㎝程度の長さになります。
手順3.シュラフの顔出し調整用の紐の内側に平布を縫い付けて下さい。

これで、80㎝の襟巻の完成です。
酒飲み登山者の便利技の紹介です。
シュラフの収納袋は既製品を使わず、大きめの防水スタッフバックに変更し
シュラフの顔出し調整用の紐に連結します。
これで、朝起きて収納袋が亡くなる事は有りません。
像足や羽毛服などの収納袋も其々の本体と連結しておくと便利です。
大きめのスタッフバック内のシュラフを上手く使ってシュラフを押し込めれば
防水補強され
コンプレッションベルトは不要に成ります。

2025年3月15日土曜日

日本の死亡率

 先日、国会で原口議員が近年の日本の死亡者数の増加原因について
厚生省の役人に問い合わせていました。
厚生省の役人からは明確な答えは帰って来ませんでした。
この件に付いては私がコメントするより
YouTube等のニュースで検索して貰った方が良いと思います。

そこで、私も少し「日本の死亡率の推移」を調べて見ました。
年代によって人口に変化が有るので
人口○○人当りの死亡者数に置き換えた
「死亡率」の方が正しい推移が分かると思います。
参考にしたのはこのデータです。

グラフで見る日本の死亡率 | GraphToChart(GTC)

1980年代は6でしたが、以降ずっと右肩上がりで昨年2024年度は13です。
この44年間で
医療技術も薬も交通事故・労働災害・疫病対策も良い方向に進んでいるはずですが
死亡率が倍以上に上昇しています。
データーは見方によっては嘘に見えてしまうケースも有りますが
「この国の誰かが嘘を言い続けている」
「誰かが、誰かに嘘を言い続けさせている」
としか私は考えられません!!
この国の何かが間違っている!!!

ここからは私の思いですが
農薬・除草剤・殺虫剤・ワクチン・食品添加物・用途別に純粋抽出化された食品等々
は大丈夫でしょうか?

信じるか、信じないかはあなたしたいです!

2025年3月14日金曜日

伊勢 牡蠣小屋

昨日でサラリーマン生活を引退して悠々自適な生活初日に入りました。
 そして悠々自適生活の第一歩で、伊勢の牡蠣小屋に行って来ました。

我が家から見える開通後の名豊道路は
浜松方向は常に大渋滞
名古屋方向はそれなりに動いています、
と言う事で、名古屋までスムーズに早く行けるかな!
と思って出発しました。
しかし
豊川→豊明までは1時間弱で順調でしたが
名港大橋が工事中で大渋滞していて橋を渡るだけで3時間も掛かってしまいました。
昼食の予定でしたが、16時閉店には間に合いましたが
目的の山安水産のパールロード店に着いたのは15時でした。
食べ放題は時間が少ないので単品注文しました。
牡蠣飯
牡蠣の味噌汁
カキフライ
ソースとマヨネーズ一杯掛けちゃいました。
焼き牡蠣 15個
やっぱり、新鮮な牡蠣は一味ちがいます。
時間が有れば焼き牡蠣の食べ放題コースの予定でしたが
おじさん・おばさんには単品注文が量的には正解だった様です。

お土産も牡蠣の詰め放題
牡蠣小屋は牡蠣殻の塀の中です。
帰路は伊勢湾フェリーを使って帰宅
夜、家に持ち帰った牡蠣は、電子レンジで3分 チン!で
とっても美味しく頂きました。
今年の牡蠣は少し小粒が多い様でしたが
今日一日で何個食べたかな!