一般的な社会人で有れば、年に一度は「健康診断」を行っていると思います。
その「健康診断結果」と今回の肺癌発見の経緯を紹介しましょう。
また、肺癌は「たばこ」が原因と思われがちです。
私もたばこ吸いでしたが調べてみると
たばこを吸わない発病者も多い様なのでたばこを吸わない人も注意して下さい!
【7-8年前】
なんとなくたばこが美味しく無い時が有り
基本、仕事時間のみの喫煙。登山中は吸わない。
1日10本以下となる。
【2019年度】
登山の為の体力作りで30代の肉体に戻す。
4月 ネパール チュルーファーイースト峰(6059m)登頂
帰国後 6月の健康診断の胸部レントゲン単純撮影で「右肺に曇り有り」で再検E判定
健康診断を実施した同じ病院で再検:単純撮影で「右上肺野炎症の治癒像」C判定
本人は何の不調も感じないし
素人目で画像を見ると、線が少し濃く見える程度で異常とは思いにくい画像でした。
【2020年度】
3月頃から、なんとなくたばこが美味しく無くなり
お酒を皆で飲む時以外、自然に禁煙になって行った。
6月の健康診断の胸部レントゲン単純撮影で「右上肺野炎症の治癒像」でE判定
出張仕事が忙しく、再検時期が遅く成りました。
12月 A総合病院で再検 :CT撮影
この時の胸部レントゲン単純撮影では
画像を見ると、線が少し濃く見える程度で異常とは思いにくい状態でした。
しかし、CT撮影では
素人目で画像を見ても、ある角度から見た時、
網状の物が見えて普通では無いと悟りました。
癌は球状に見えると思っていましたが大間違いでした。
3月 A総合病院で経過観察をして再再検 :CT撮影
生検が必要との判断でT病院を紹介されました
4月 膝手術でJ病院に入院
【2021年度】
本人は、山も普通に登れるし、痛くも無いし、肺不調の自覚症状は全く有りません。
5月 J病院退院後、T病院での検査
生検 : 1泊2日の検査入院 内視鏡を肺(気管)に入れて検体採取
(検体採取は、日常生活は出来ますが多少ダメージが有ります)
PET検査 : 癌細胞はブドウ糖が好きなので、
ブドウ糖に造影剤を混ぜた物で癌の分布をCT撮影します。
脳のMRI撮影 : 造影剤を注射して脳内転移確認
コロナPCR検査、検尿、採血、肺機能検査
5月 会社の健康診断:「右上肺野炎症の治癒像」C判定
結果コメントは下記でした。
「胸部X線検査に関して、受診の必要は有りませんが、年1回の検査を受けて下さい。」
結果が分かった今では、大外れの診断です。
もし,A総合病院に行かなかったらもう1年発見が遅れていました。
6月 T病院での右肺上葉摘出手術
【今思う事】
1.健康診断実施病院を再検病院は違う方が良い
2.再検にはレントゲンの単純撮影だけでなくCTやMRIの有る
病院を選んで受診する事。(健康診断と違う見方の検査を行う)
3.たばこの味覚変化など、一番のセンサーは自分自身の中に在る
4.膝の時もそうだったが、「痛い」と言うセンサーに頼ると発見が遅れる
この事が分かっていれば2019年には、癌が発見出来ていたのにね!!
残念!!!
「右上肺野炎症の治癒像」と有りますが、手術した時に肺が他臓器と癒着が
有ったので、嘘では無い状態ですが、自分自身には肺炎になった記憶が無いんです。
人間「がまん」は良くないですね!
4月に膝入院した時に、夜寝れなかった時ベットで深呼吸しながら
マインドフルネスの練習をし出した時、初めの1週間位で症状が消えて来ましたが、
大きく息を吸うと肋骨間に線香花火の様な痛み感覚が有ったのが
肺の癒着の一部だったのかな?
0 件のコメント:
コメントを投稿