2021年7月19日月曜日

右肺腺癌 からの復活記(5):入院(2回目):水漏れ発生

 6/8に初回入院 肺切除手術して6/16退院。
6/21の外来診察の胸部X線撮影で
胸に大量の水が溜まっている事が確認され緊急入院になりました。
一度帰宅し入院準備をして病棟へ、結局17日間も居る事に成りました。

水抜きは病室のベット上で、
私は横を向きベットのパイプを両手で掴んでいました。
脇腹に簡単な部分麻酔をして切開して水抜きパイプ挿入。
一気に乳白色の液体が出てきました。
水圧差で肺が引っ張られて息が出来ないので
「ちょっとタイム!!」
結局2.5リットル出ました。
肺に穴が開いていたら溺れ死んじゃうところだった!

この水は乳び胸と言う水で手術で傷ついたリンパ管から漏れているとの事。
まずは、
自然治癒で穴が埋まる事を期待して
乳製品と油物を規制した食事にし
次に
点滴栄養による1週間の絶食
次に
徐々に普通食に戻す
これで駄目なら、水漏れ箇所を探して再手術。
しかし、100%穴が見つかる保証は無い。
と言う筋書きで療養を開始した。
途中、水抜きポースが体内の肉カスで詰まったり、
一週間以上、腕の点滴やっていたら血管がカチカチになったり、
アクシデントも有りながら
結果
完全に水漏れが無くなるレベルまでは行かないがほぼ止まって来たので
退院と言う事になりました。
よって、今日も診察に行ってX線撮影して経過観察しながら自宅療養中です。

             ホース詰まりで水抜きタンクを交換
乳び(乳白色の液)が止まって来ると、飴色の様な液に変わってきます。
ネブライザー(吸入器)
肺を手術しているので痰がでます。
術後3週間が過ぎると咳をするのも痛みが減り楽に成ります。
ネブライザーで痰を柔らかくして、
痰の有る気管の上方向を考えて横に成ると痰が出やすくなります。
痰が出る内は口内に雑菌も溜まりやすいので歯磨き・うがいも大切です。

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