2023年3月2日木曜日

中村敦夫の世界:朗読 線量計が鳴る 

 中村敦夫の朗読 DVD 「線量計は鳴る」を見てみました。
内容は、元「木枯し紋次郎」役の中村敦夫氏の朗読劇で、
原発の地震前後の時を通して
福島原発の配管技師の半生を通じて見た
暴露本の朗読です。

建設当時からの欠陥の指摘や
津波前の地震直後には冷却水配管が破断していたのでは無いかとの指摘や
経済優先の政治家・経営者や、その姿勢に協力する学者
都合の悪い事は発見し難い状態にする
等々

今のエネルギー政策では
交換しようの無い原子炉を60年以上、使おうとしています。
原子炉内には人は入れないし、ロボット技術すら確立されていないのに!
どこまでの補修が可能なのでしょうか?
鉄は100℃の温度変化で1m当り約1mmの伸縮を繰り返します。
500℃なら5mmです。
高温/高圧の原子炉や配管は本当に大丈夫でしょうか?

原子炉は
常に放射性廃棄物を産み
正常な手順による廃炉作業でも、その後50年以上の分解作業と
数万年に近い保管場所が必要です。

我々は、我々の子孫に対し、
これ以上、宿題を残さない事の方が賢いのでは無いでしょうか!
この類の疑問は沢山あります。
福井県の敦賀三山を登って地質や地層を見てみると三者三様の状態が見られます。
つまり、敦賀と言う土地は色々なプレート力の集合場所だと直ぐ分かります。
だから近くに、
日本海と太平洋の分水嶺や琵琶湖が形成されているんです。
だから日本列島が曲がり若狭湾は凹んでいるんです。
ここで事故が起これば、西風に乗った放射性物質が琵琶湖を汚染します。
これで、関西の飲み水は汚染され、産業は停止し、
逃げて移住した関西人で日本中にパニックが発生します。
こんな所に原発作って良いんでしょうか?

水力発電はクリーンエネルギーの様に誤解されています。
黒部ダムの底に溜った腐った泥は急峻な山に囲まれて汲みだせません。
そこで、黒部川に流そうとしています。
腐った泥は魚のエラに付いて魚を減少させたり、
砂浜を汚染し海の様子を変えようとしています。
腐った泥は富山湾の魚を脅かしています。
この事も、現在裁判中です。

ダムに水を貯める為に、山をくり抜いて別の川から水を引いたりします、
水を抜かれた川は水圧・水位の減少で崩れ易くなります。
大雨時のダム間の放水タイミングが悪い為に水害を誘発したり、長引かしたりします。
ダムは水害予防になっていないケースも多い様です。
砂防ダムの作り過ぎで河川からの排出土砂が減少し日本の砂浜は減少しています。
その為に海岸線にはテトラポットでの砂止めが目立ちます。

杉や檜の植林のし過ぎで花粉症が増えたり、
山の落ち葉の減少で山の保水量が減少するとダムが必要になります。
恐らく、山の落ち葉の減少で地下微生物も減少していると思います。
微生物の死滅はCO2増加に繋がります。微生物の増加はCO2減少に繋がります。

私が山歩きをした南ア 南部では、
砂防ダム作りや植林の為に作った地図にも無い林道が、
2010年頃から次々に崩壊したまま放置されています。

この様な政治絡みの酷い状態に
早く気付いて、
人々が生き方を修正して行かないと我々の子孫に恨まれますよ!

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