2024年5月26日日曜日

関西300名山ツアーの雨天休養日

 今回のツアー中の一日、
雨天の為、奈良観光をする事にしました。
一番見たかったのは、国立博物館の空海展です。
帰宅後のニュースで知ったのは、入場者数が10万人を超えたとの事でした。
私が行った時も、博物館OPENの10分後に到着しましたが、
雨の中、当日券購入者の列が200m位行列していました。

空海展で思った事・・・
唐招提寺の鑑真和上はアバウト西暦700年代の人
空海・最澄はアバウト西暦800年代の人
今の大河ドラマ 紫式部はアバウト西暦900年代後半の人
今の仏教の中心 浄土宗・禅宗・日蓮宗はアバウト西暦1100年代の人
今の時代、空海と言えば「四国のお遍路」ですが
空海展に「四国のお遍路」は出て来ませんでした。
密教の曼陀羅2種類が核心なのですが「世界観」を理解するにはまだまだ!
組織大系と機能空間の図式化の様な感じですか?
宗教は「世界観」の理解なんですよね。
信州神野仙石平で行人様の即身仏を拝見した時に感じたのは「思いが生きて伝わっている」
と言う思いでした。まずは小理屈より実践なんでしょうね!
空海展と同じチケットで仏像展と青銅器展も見えるので合わせて見て来ました。
日本で仏像が多く作られたのはアバウト西暦1000年代以降
青銅器が作られだしたのは紀元前1000年~
今から3000年前の人が
本物を目の前にして、こんなデザインで鋳造品が作れたのかと思うと
凄い物を感じました。
多くの人は紀元前の人類は
せいぜい土器を使い、弓と槍で猪や鹿を取っていた発展途上人だと考えている筈です。
しかし、青銅器を見ていると
宗教的「宇宙的世界観」が凄い技術で閉じ込めてあるのを感じます。
とにかく本物を見て下さい!!
その当時の凄い小説家(預言者)の創造的文章が今の時代を支配しているのも感じました。
博物館めぐりを終えて、近くの東大寺周辺をお散歩して奈良観光は終了。
外人さんや修学旅行生でいっぱいでした。
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